2009年6月20日土曜日

太陽のリズム

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生活のリズムってとても大切ですよね。
とくに、ちいさい子どもにとっては、
毎日決まった時間に寝たり、起きたり
毎日決まった時間に食事をしたりすることが
心の安定やすこやかに育っていくためには必要なんです。

子どもの、体内のリズム・・・呼吸と心拍数のバランスがとれるのは
だいたい7歳くらいだと言われています。
呼吸と心拍数の割合が1:4に落ち着きます。
この頃、はじめて、リズムを感じ取ることが出来るのです。
(なので、余談ですが、音楽教育は、7歳からが望ましいです)

それまでに、大切なことは、
太陽のリズムを身体の中に取り込むことと身体を作ることです。
身体を作るということは、体操教室にいったり、
水泳にいったりすることではなく
身体が感じる五感を豊かに育むということです。


小さな子どもは、よく遊んでいれば、
お日様が沈んでしまった夜8時ごろには眠たくなります。
そして、お日様が昇ってピカピカに顔をだしたころ
朝6時~8時ごろには、目がさめます。
夏場は、少し目覚めが、早くなりますよね。
このリズムを何より大切にすることです。

今では、24時間開いているスーパーに、
夜中の12時ごろ小さな子どもを連れてくる
大人たちもよくいるようです。
それだけは、やめましょう。。。

そんな、大人の都合に振り回されて、
情緒不安定になる子どもたちが増えているのだそうです。
イライラする、泣き叫ぶ、夜寝ない・・・と
いろんな悲しい症状がでている子どもたちのために
「光療法」という療法が考えられたそうです。
これは、太陽の光を人工的に作り出して
日中の1~2時間ほど、子どもに照射するという療法です。
うそのような本当の話です(涙)。

そんなことをするよりも、お日様の出ている時間
外で元気いっぱい遊んでほしいですよね。
大人の都合で、大人の時間に合わせるのではなく
子どもが成長するための大切な数年間は、
子どものリズムを考えることが大事だと思います。

大人も12時前に寝て、朝6時には起きることができたら
精神的な不安定や身体のいろんな不調も無くなってくると思います。
鬱症状の90%は、規則正しい生活リズムを取り戻すと
治ると言われています。
それだけ、人間にとっては、自然とともに生きるリズムが
大切だと言うことですよね。

子育て中は、なにかと疲れて、子どもを寝せ付けるときに
自分も一緒に寝てしまっていた私ですが(笑)
それも、子どものためにも、大人のためにも
よかったということです(爆)。

みなさんも、太陽のリズムをしっかりと身体の中に
取り込んで、健全な心身を育みましょう!